おいしい水のキャッチコピー
私は、ある写真に釘付けになってしまいました。
その結晶は、それまでに見たどの結晶よりも美しかった。
私は、そのあまりの美しさに心を奪われてしまったのです。
満開の花のように力強く広がった結晶。
まるでその水は、喜びの気持ちを最大限に表現すべく手を伸ばしているかのようでした。
その水に見せた言葉は、「愛・感謝」。
その後、水にどんな優しい言葉をかけても、どんなに美しい写真を見せても、どれほど心癒される音楽を聴かせても、この「愛・感謝」という文字を見せたときよりも美しい結晶は見られません。
水にとっては、「愛・感謝しという言葉こそが、もっともすばらしい情報なのでしょう。
水は、取り入れる情報によって、良くも悪くもなることがはっきりしました。
私はその考えをもとに、人間も同じように取り入れる情報によって良くも悪くもなると確信しています。
なぜなら、成人の人間の体は、約七Oパーセントが水なのです。
人間が、最初にその存在を形として示すとき、つまり受精卵のときには、九六パーセントが水です。
生まれたときでも、八Oパーセントが水。
だんだんとその割合が減っていって、成人になって七Oパーセントくらいに落ち着くのです。
ということは、人間はその一生をほとんど水の状態で生きているといえるのです。
人間の本質は水なのです。
また人の生涯は、水から始まり、水に終わるともいえましょうο母親のおなかの中の胎児は、遠い昔の時代に海から生命が誕生した、その同じプロセスを経て生まれてきます。
お母さんの羊水の成分は、海水と非常に近いのです。
その「母なる海」のなかで、胎児はへその緒、胎盤による呼吸をして誕生を待っています。
人間が死ぬときもまた、水は重要な役割を果たします。
いわゆる「末期の水」を取るという風習がそれにあたります。
綿や梧の葉などに水を含ませ、それで死にゆく人の口を湿らせるのです。
当然この行為には、臨終をむかえた方の命が、何とかもう一度よみがえってほしい、という願いが込められています。
つまり、水は人間の命の根元であるという考えにもとづいた習俗です。
私たちが撮影する水の結晶は、水を凍らせてすぐに現れるというものではありません。
顕微鏡を通して見ていると、結晶が形成される過程がよくわかります。
結晶は少しずつ少しずつ成長し、数十秒をかけたうえで、まるで花が開くようにその姿を完成させます。
おいしい水に関するアドバイスです。おいしい水のスタンダードです。
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